Shopify(ショッピファイ)とは?評判や機能をすべて紹介!

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この記事の所要時間:10分

オンラインでの商品販売が増え、EC市場が拡大しているなか「Shopify」という言葉を耳にすることが多くなりました。

楽天やAmazonのようなモール型ECサイトを離れ、Shopifyで自社のネットショップを構築するブランドも増えています。

Shopifyは、世界で最も利用されているECプラットフォームで現在も急成長中ですが、実際にどのような機能が評価されているのでしょうか。

そこで今回は、Shopifyの専門メディアを運営するイチ役編集部が、Shopifyについてわかりやすく徹底的に解説します。

本記事を読めば、Shopifyの特徴だけではなく、メリットやデメリットをすべて理解することができます。

Shopifyとは

Shopifyは、誰でもすぐにネットショップを構築して商品を販売できる月額課金制のサービスです。読み方は「ショッピファイ」です。

現在175か国170万以上のネットショップがShopifyで運営されており、2020年の流通総額は約12兆円に達しています。

Shopifyは2006年にカナダで設立された企業です。2017年にShopifyの日本法人が設立され、それ以降日本国内でも急激な成長を続けています。

Shopifyは、楽天やAmazonのようなモール型ECサイトとは違い、企業やブランドが自社のネットショップを構築する際に使用するECプラットフォームです。

これまでのECサイトは、サイト構築やサーバの準備、決済サービスの接続など、費用や手間が掛かっていましたが、Shopifyはそれらを月額課金制ですべて提供しています。

また、機能の拡張性や利便性がとても高く、多くのマーチャントの事業成長に大きな影響を与えています。

Shopifyの特徴

Shopifyの特徴をご紹介します。

テーマ

Shopifyはテーマといわれるテンプレートデザインを活用してショップのデザインを作成します。

Shopifyテーマは公式のもので約100種類あり、非公式のものを合わせるとさらに多く存在します。

Shopifyテーマは、無料で利用できるものもあれば有料のものもあります。テーマのコードを編集してオリジナルのショップデザインを作成することも可能です。

無料のテーマについては以下の記事でご紹介しているので、合わせてご覧ください。

Shopifyの無料テーマを徹底比較!2021年最新版おすすめ

アプリ

Shopifyの最大の特徴は、Shopifyアプリという拡張機能です。

WordPressのプラグインのように、ネットショップにShopifyアプリを導入することで、予約販売やポイント機能の実装、チャットボットの活用など、様々な機能を利用することができます。

Shopifyアプリは5,300以上あり、基本的にはアプリの月額利用料を支払うことで利用することができます。無料で利用できるアプリも多数存在します。

実際のShopifyアプリについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

使い方まで徹底解説!Shopifyのおすすめアプリ23選まとめ

Shopifyパートナー

Shopifyは他のECプラットフォームと違い、Shopifyパートナーという公認の支援企業が多数存在します。

Shopifyパートナーは、マーチャントのストア構築を代行したり、テーマの制作やアプリを開発することで、Shopifyから報酬(レベニューシェア)を受け取ります。

Shopifyパートナーは一定以上の実績をShopifyに認められると、Shopifyエキスパートに認定され、より多くのShopify案件を受けることができます。

このように、Shopifyを通じたビジネスは複数あり、各事業者がビジネスを成長させるShopifyのエコシステムが形成されています。

オムニチャネル

オムニチャネルとは、ネットショップだけではなく、様々なチャネルを通じてユーザーにアプローチする販売戦略のことです。

Shopifyでは、ネットショップで商品を販売するだけではなく、以下のような販売チャネルで商品を販売することができます。

・Webサイト(WordPressなど)
・Facebookショップ
・Messenger
・Instagram
・Googleショッピング
・Pinterest
・楽天市場
・POS

ShopifyはSNSアカウントと連携することで、SNS上で商品を販売することができます。

また、Shopifyが提供するPOSシステム「Shopify POS」とShopifyアカウントを連携することで、実店舗販売が可能になります。

Shopify POSは無料のモバイルアプリで、スマートフォンやタブレットでインストールすることができます。

Shopify POSを利用することで、店舗で販売した商品の在庫や顧客情報、売上レポートなども含めて、全ての情報を一元管理することができます。

在庫管理

Shopifyは複数のロケーション(住所)を登録することができ、実店舗や倉庫のロケーションを登録することで、商品の管理や発送がスムーズになります。

また、ロケーションの登録地では商品の店舗受取やローカルデリバリー(直配送)が可能です。これらの商品情報もShopify POSを利用することで、すべて管理することができます。

Shopifyペイメント

ECサイトに欠かせないのが決済機能です。ShopifyはデフォルトでShopifyペイメントという決済システムが導入されており、審査なしで主要なクレジットカードブランドでの決済に対応することができます。

Shopifyペイメントは多通貨に対応しており、通貨ごとの両替も可能なので、特別な設定をせずに海外のユーザーに対して商品を販売することができます。

またShopifyは、PayPalやAmazon Payなどの外部サービスとも直接連携しているため、それらの決済サービスもすぐに利用することができます。

様々な集客方法

Shopifyは広告配信サービスとアカウント連携することで、運用広告を一元管理することができます。

例えば、Googleのショッピング広告やFacebook広告、TikTok広告などをShopifyの管理画面ですべて管理することができ、広告の配信やレポートの確認が可能になります。

その他にもクーポンやポイント機能など、様々な方法で新規ユーザーを集客することができます。Shopifyでの集客方法に関しては以下の記事を参考にしてください。

Shopifyで集客!最も効果的な7つのマーケティング手法

また、Shopifyが提供する買い物アプリ「Shop」では、Shopifyの全ブランドを検索することができ、そのままアプリ上で簡単に商品を購入することができます。

Shopのユーザー数は1億人を超え、Shopifyのモール型ECサイトとして利用されています。

モバイルアプリで操作

Shopifyには、Shopとは別でマーチャント用のモバイルアプリがあります。

Shopifyのモバイルアプリでは、パソコンと同様にShopifyの管理画面を利用することができ、ほとんどの操作がスマートフォンで可能になります。

また、商品が購入された際にアプリに通知が届き、そのまま配送処理を行うことができます。詳しくは以下の記事をご覧ください。

必見!Shopifyのモバイルアプリを活用するメリット解説

3DモデルとShopify AR

Shopifyでは、商品の3Dモデルをネットショップに掲載することができます。

またShopify AR(AR機能)を利用することで、ユーザーは商品を現実世界に表示して様々な方向から見ることが出来ます。

Shopify ARを活用することで、ネットショッピングでも実際の商品サイズを確認することができます。詳しくは以下の記事をご覧ください。

たったこれだけ!Shopify ARと3Dモデルの活用方法【2021年最新情報】

プランと料金

Shopifyには通常の3プラン(ベーシック、スタンダード、プレミアム)の他に、カート機能のみ利用できるShopify Liteと、エンタープライズ向けのShopify Plusがあります。

これらの月額料金と決済手数料は以下のとおりです。

Shopify LiteベーシックスタンダードプレミアムShopify Plus
月額料金9ドル29ドル79ドル299ドル2,000ドル
国内のクレジットカード手数料3.4%3.4%3.3%3.25%3.15%
海外のクレジットカード手数料3.9%3.9%3.85%3.8%3.75%
JCBのクレジットカード手数料4.15%4.15%4.1%4.05%3.75%

決済手数料だけではなく、プランによってスタッフアカウント数や登録可能なロケーション数などが異なります。Shopifyのプランや機能について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

あなたにあったプランがわかる!Shopifyの料金プラン比較

Shopifyのメリット

決済手数料が安い

Shopifyは、決済手数料が他のECプラットフォームと比べてかなり安くなっています。

Shopifyペイメントを利用する場合は、取引手数料は発生せず、売上入金の際に振込手数料も必要ないため、トータルとしてさらに安くなります。

決済手数料や機能に関して、BASEやSTORESなど他のECプラットフォームとの比較は、以下の記事を参考にしたください。

こんなにも違う!Shopify・BASE・STORESの徹底比較

入金サイクルが早い

入金サイクルとは売上がマーチャントの銀行口座に振り込まれるまでの期間です。

Shopifyの場合、入金サイクルは最短で5日後、最長で10日後です。他のECプラットフォームでは、 月末締め翌月末払い(30~60日後)のものがほとんどです。

以下の記事では、Shopifyで利用する決済サービスの入金サイクルについて詳しく説明しています。ぜひ参考にしてください。

Shopifyのココがすごい!手数料と入金サイクルをわかりやすく解説

サーバが無料で強い

Shopifyは自社でサーバを準備する必要がなく、Shopifyのサーバを無料で利用することができます。

Shopifyのサーバーは、稼働率は99.8%とかなり安定性があり、365日24時間体制で監視されているので、万が一トラブルが発生したとしてもすぐに通知を受け取ることができます。

また、Shopifyのサーバは帯域幅とトランザクションに制限がないため、1分間に1万件の注文を処理することができます。そのため瞬間的にアクセスが急増加したとしても、サーバダウンすることはありません。

簡単なチェックアウト

Shopifyは一度商品を購入することで、クレジットカード情報や配送先住所を安全に保存することができます。

そのため2度目以降の決済時には、保存された決済情報が自動で入力され、クリックだけで商品を購入することができます。

また、Shopifyには動的チェックアウトボタンという外部の決済サービスを利用した簡単なチェックアウト方法があります。

Amazon PayやApple Pay、Shop Pay(Shopify)の動的チェックアウトボタンをクリックすることで、決済情報が事前入力された状態でチェックアウトに移動します。

Shopifyのデメリット

日本語の情報が少ない

Shopifyを利用するメリットはたくさんありますが、一方でデメリットもあります。特によく言われるのが、まだまだ日本語の情報が少ないことです。

管理画面や基本的な機能は日本語で利用することができますが、Shopifyアプリやテーマなどは海外のShopifyパートナーによって開発されたものが多く、そのほとんどは日本語に対応していません。

またShopify開発など、複雑な情報を調べる際は英語での情報収集が必要になります。

カスタマーサポートも日本国内では混み合っていることが多く、早々に返事をもらいたい質問がある場合は、海外スタッフとの英語でのコミュニケーションが必要になります。

日本にローカライズされていない

Shopifyを利用する中で、日本にローカライズされていないと感じる箇所がいくつか見えてきます。

例えば会員登録機能を利用する場合、住所や氏名の入力欄が海外の標準になっているため、顧客は姓と名の順番を逆で入力することになります。

このような入力項目は事前に編集する必要があります。

またShopifyは代金引換に対応しておらず、チェックアウト時に代引き手数料を加算することができません。

Shopify Plus以外のプランではチェックアウト画面を編集することができないため、コード編集などで代引き手数料のオプションを加えることもできません。

同じようにチェックアウト画面に配送日時指定の項目がないので、専用のShopifyアプリでカート画面に配送日時指定のオプションを追加して対応します。

多少のコード編集が必要

先ほど紹介した氏名の入力項目を逆転させるなど、多少のコード編集が必要になります。

他にもShopifyアプリの種類によっては、コードの埋め込みが必要なものなども多くあります。

コードの編集方法は様々な記事で紹介されているので簡単に行うことができますが、コード編集に慣れていない方には少し複雑に感じるかもしれません。

固定費がかかる

Shopifyは月額29ドルから利用することができます。Shopify Liteに関しては月額9ドルで利用することができます。

Shopifyの月額だけだと安く利用することができますが、ネットショップを運営する中でShopifyアプリがいくつか必要になってきます。

各アプリの月額利用料も加算されていくので、Shopifyを始める際は掛かる固定費を多く見積もっておくことをオススメします。

網羅的に理解するのに時間がかかる

Shopifyには多数のShopifyアプリやテーマ、APIがあり、網羅的に理解しようとするとかなりの学習時間が必要になります。

また、ネットショップの運営ノウハウや運用広告、SEOの知識など様々な事を理解する必要があります。

まずは自身の事業に必要な知識から学び、Shopifyパートナーなどに協力してもらいながら事業を進めることをオススメします。

【最後に】

今回はShopifyについて特徴やメリット・デメリットをご紹介しました。

Shopifyは使いやすく機能の拡張性も高いので、ネットショップをこれから始める方にはとてもオススメのサービスです。ですが初めてShopifyを利用する方には、複雑に感じることも多いと思います。

以下の記事では、実際にShopifyに登録してからネットショップを公開するまでに必要な手順を紹介しています。Shopifyを始める際は、ぜひ参考にしてください。

ショップ公開までに行う7つの設定!Shopifyの使い方完全ガイド

また、Shopifyは最初の14日間無料で利用することができます。利用を検討している方は、コチラからShopifyを登録して実際に操作してみてください。

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