Shopifyのクーポン・ディスカウント機能まとめ(利用ケースも紹介)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
サムネイル19

この記事の所要時間:8分

Shopifyではクーポンを発行したり、注文内容に応じて自動でディスカウントすることができます。

これらのディスカウント機能は、購入のハードルを下げることや顧客ロイヤルティを高めることができるので、マーチャントであれば誰もが利用を考えていると思います。

ですが、Shopifyのディスカウント機能は複数の種類があり、その他にもギフトカードの存在やクーポンの併用など、事前に知っておくべき情報がたくさんあります。

そこで今回は、Shopifyのディスカウント機能について、すべての情報を一つの記事にまとめました。

Shopifyでディスカウントやクーポンを活用する方は、ぜひ本記事をチェックしてください。

ディスカウントについて

Shopifyでは、簡単にクーポン(割引券)を発行することができ、ユーザーはチェックアウト時にクーポンコードを入力すると、商品を割引価格で購入することができます。

また、初回ユーザーやリピーター、一定金額以上の商品を購入したユーザーに対して、自動的にディスカウントを適用することも可能です。

このように、Shopifyのディスカウント機能は「クーポンコード」と「自動ディスカウント」の2種類あります。

クーポンコードについて

クーポンコードは、付与されたコードを決済時に入力することで適用されます。

クーポンコードの種類は「割引率」「定額」「無料配送」「Xを購入するとYをプレゼント」の4種類です。それぞれ説明します。

■割引率

割引率のクーポンコードを使用したユーザーは「○%OFF」で商品を購入できます。

■定額

定額のクーポンコードを使用したユーザーは「○円引き」で商品を購入できます。

■無料配送

無料配送のクーポンコードを使用したユーザーは、購入した商品の「配送料が無料」になります。

■Xを購入するとYをプレゼント(BOGO)

ユーザーは対象の商品を購入すると、別のある商品を無料で受け取ることができます。(プレゼントではなく、割引にする事も可能です)

自動ディスカウントについて

自動ディスカウントは、ユーザーがある条件を満たすと自動的にディスカウントが適用される設定です。自動ディスカウントは「割引率」「定額」「Xを購入するとYをプレゼント」の3種類あります。

設定方法はディスカウントと異なりますが、自動的に「無料配送」を適用することも可能です。こちらについては後ほど紹介します。

このようにディスカウント機能は全部で7種類ありますが、その他にも使用できる日付や回数、対象商品の設定など、細かく設定するも可能です。

ディスカウントとギフトカードの違い

ディスカウント機能(クーポンコード・自動ディスカウント)とは別で、Shopifyにはギフトカードという機能も存在します。まずは以下の表をご覧ください。

クーポンコード自動ディスカウントギフトカード無料ギフトカード
概要ディスカウントディスカウントストアクレジット(商品)ストアクレジット(ショップからのプレゼント)
取得方法適用条件を満たす適用条件を満たすショップで購入するプレゼントとして受け取る
使用方法決済時にクーポンコードを入力する決済時に自動で適用される決済時に16桁のコードを入力する決済時に16桁のコードを入力する
使用制限1回の決済に1つのみ適用される(自動ディスカウントが優先される)1回の決済に1つのみ適用される一度の決済で複数枚利用可能。また、残高がなくなるまで利用可能。一度の決済で複数枚利用可能。また、残高がなくなるまで利用可能。

Shopifyのディスカウント関連の機能をまとめると、上記のような違いがあります。

ディスカウントとは、決済時にある条件を満たしているユーザーに対して適応される機能です。

一方でギフトカードは、あらかじめユーザーが持っているストアクレジットです。ギフトカードについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

【知らなかったでは手遅れ】Shopifyのギフトカードの活用方法

Shopifyのディスカウント機能の特徴は、特定の商品やユーザーごとにディスカウントを設定できることです。

在庫が余っている商品だけにディスカウントを適用することや、初回のユーザーにだけにクーポンを適用する事ができます。

ディスカウントを利用するシチュエーション

では、どのようなケースでどのディスカウントを活用するのか、いくつか例をご紹介します。

早期割引キャンペーン

ネットショップのオープン直後や新商品の販売など、数量限定で早期割引を行うことで初期のトラフィックを増やすことができます。

この場合は自動ディスカウントで対象商品を選択し、数量制限を設定します。

会員限定クーポン

会員登録をしているユーザーに対してクーポンコードを配ることで、顧客ロイヤルティを高めます。

また、そのような仕組みを発信することで会員登録者数を増やし、より多くのユーザーとコミュニケーションを取ることができます。

この場合はクーポンコードを発行し、メールなどで会員にクーポンを送信します。また、クーポンコードは使用期間を設定する事ができるので、誕生日月限定のクーポンを配ることも可能です。

セット購入の割引

商品を3つ買うと1つは無料や50%OFFといったように、クロスセルを行うことができます。平均注文単価の向上にも効果的なマーケティング施策です。

この場合は自動ディスカウントで対象商品を選択し、「Xを購入するとYをプレゼント」を選択します。

他にもSNS上でのプロモーションや紹介特典、初回購入者、シーズンセールなど、さまざまなマーケティング施策に活用できます。

クーポンコードの発行方法

クーポンコードを発行する方法を説明します。

割引率 / 定額

割引率と定額のクーポンは、発行する際に設定する内容がほとんど同じなので、まとめて説明します。

Shopify管理画面から「ディスカウント > ディスカウントを作成する > クーポンコード」をクリックします。

Shopify管理画面から「ディスカウント > ディスカウントを作成する > クーポンコード」をクリックします。

次の画面ではクーポンの内容を設定します。

クーポンコードでは、ユーザーがクーポンを使用する際に入力するコードを設定します。クーポンコードを複雑な文字列にしたい場合は、「コードを生成する」をクリックしてください。

タイプでは「割引率」「定額」のどちらかを選択します。

クーポンコードでは、顧客が購入時に入力するコードを設定します。あえて「SummerCoupon」のような、わかりやすい文字列でも良いと思いますが、複雑な文字列にしたい場合は、「コードを生成する」をクリックしてください。タイプでは、「割引率」「定額」のどちらかを選択してください。

値には、割引する金額や割合を入力します。

そして割引する対象商品を選択します。適用対象で「特定の商品 > 閲覧」をクリックすると、対象商品を選択できます。

「注文ごとにディスカウントを1回適用する」にチェックをすると、1回の決済時にクーポンは1つだけ適用されます。チェックを外すと、対象商品すべてにクーポンが適用されます。

値には、割引する金額や割合を入力します。「注文ごとにディスカウントを1回適用する」にチェックをすると、1回の決済時にクーポンは1つだけ適用されます。チェックを外すと、対象商品すべてにクーポンが適用されます。

最小要件では、対象商品を「○円以上」あるいは「○個以上」購入するとクーポンが使用できるという条件を設定します。

最小要件では、対象商品を「○円以上」あるいは「○個以上」購入するとクーポンが使用できるという条件を設定します。

お客様の資格では、クーポンを利用できるユーザーを制限することができます。それぞれ「閲覧」をクリックして選択します。

「特定のグループのお客様」には、以下のようなグループがあります。

Abandoned checkouts:カゴ落ち
Email subscribers:メール配信の購読者
New:新規顧客
Returning:リピーター

その他にも「顧客管理」で好みのグループを作成することができます。詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

知らないと損!Shopifyの顧客管理を活用したマーケティング

お客様の資格では、クーポンを利用できる顧客を制限することができます。それぞれ「閲覧」をクリックして選択します。

利用制限では、クーポンを利用できる回数と1人のユーザーが同じクーポンを利用できる回数を設定します。

有効日では、クーポンを利用できる期間を設定します。

利用制限では、クーポンを利用できる回数と、1人の人がそのクーポンを利用できる回数を設定します。有効日では、クーポンを利用できる期間を設定します。

最後に「保存する」をクリックして完了です。発行したクーポンコードを対象者のユーザーに送信してください。

無料配送

無料配送も先程と同じように「ディスカウント> ディスカウントを作成する > クーポンコード」をクリックし、タイプで「無料配送」を選択します。

国では、配送料を無料にする対象の国を選択します。また、一定以上の配送料は除外する事も可能です。

無料配送も先程と同じように「ディスカウント> ディスカウントを作成する > クーポンコード」をクリックします。そしてタイプで「無料配送」を選択します。国では、配送料を無料にする対象の国を選択します。また、一定以上の配送料は除外する事もできます。

あとは先ほどと同じように設定条件を入力し、「保存する」をクリックして完了です。

Xを購入するとYをプレゼント

特定の商品を購入したユーザーに商品をプレゼントする場合は、「ディスカウント > ディスカウントを作成する > クーポンコード」をクリックし、タイプで「Xを購入するとYをプレゼント」を選択します。

お客様が購入するの欄で、「購入条件」を設定します。

最後に商品をプレゼントする設定です。こちらも「ディスカウント > ディスカウントを作成する > クーポンコード」をクリックします。そしてタイプで「Xを購入するとYをプレゼント」を選択します。お客様が購入するの欄で、「購入条件」を設定します。

割引が適用される商品の欄で、割引される商品とその割引率(無料も可能)を設定します。

「1回の注文で使用できる回数の上限を設定する」にチェックを入れ、1回の決済時に適用されるクーポンの数を入力し、割引の上限を設定します。

割引が適用される商品の欄で、割引される商品とその割引率(無料も可能)を設定します。「1回の注文で使用できる回数の上限を設定する」にチェックを入れ、1回の決済時に適用されるクーポンの数を入力し、割引の上限を設定します。

あとは、先ほどと同じように設定条件を入力し、「保存する」をクリックして完了です。

自動ディスカウントの設定方法

自動ディスカウントを設定する方法を説明します。

「割引率」「定額」「Xを購入するとYをプレゼント」の3つは自動ディスカウントの設定で可能ですが、「送料無料」は別での設定が必要なので分けて解説します。

割引率 / 定額 / Xを購入するとYをプレゼント

Shopify管理画面から「ディスカウント > ディスカウントを作成する > 自動ディスカウント」をクリックします。

割引率 / 定額 / Xを購入するとYをプレゼント。Shopify管理画面から「ディスカウント > ディスカウントを作成する > 自動ディスカウント」をクリックします。

あとは、それぞれクーポンコードの発行とほとんど同じ入力項目なので、説明は割愛します。

送料無料

自動ディスカウントには「送料無料」はありません。ですが、配送料の設定で「○円以上購入で送料無料」という設定は可能です。

Shopifyの管理画面から「設定 > 配送と配達 > 送料を管理する」をクリックします。

発送元の欄に送料を無料にする対象の国がない場合は、「新しい配送エリアを作成する」を選択し、国の選択を行います。対象の国がある場合は「送料を追加する」をクリックします。

発送元の欄に送料を無料にする対象の国がない場合は、「新しい配送エリアを作成する」を選択し、国の選択を行います。対象の国がある場合は「送料を追加する」をクリックします。

ポップアップが表示されるので「独自料金を設定する」を選択し、「料金名(配送無料)」と「価格(0円)」を入力します。

条件を設定して「完了」をクリックします。最後に「保存する」をクリックして完了です。

配送料の設定についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

Shopifyの配送料を徹底的に理解するためのまとめ

その他のTIPSと併用などの注意点

ディスカウント機能について、TIPSと注意点をご紹介します。

同時に複数のクーポンコードは使用できない

クーポンコードは1回の決済時に、1つ(1種類)しか適用できません。

クーポンコードを入力し、自動ディスカウントも適用される状態の場合は、自動ディスカウントが優先されます。しかし、クーポンコードとギフトカードの併用は可能です。

クーポンコードは1回の決済時に、1つ(1種類)しか適用できません。クーポンコードを入力し、自動ディスカウントも適用される状態の場合は、自動ディスカウントが優先されます。しかし、クーポンコードとギフトカードの併用は可能です。

使用できるクーポンがある時のみ入力フィールドが表示される

ユーザーが有効なクーポンコードを持っている時のみ、クーポンコードの入力フィールドがチェックアウト画面に表示されます。

特定のユーザーにクーポンを送信する方法

クーポンを発行し、対象ユーザーにクーポンコードを送る場合は、顧客管理画面で対象ユーザーを条件で絞り、まとめたデータをエクスポートしてメールで送信します。もしくはCRM関連のShopifyアプリを活用します。

ディスカウントの売上レポートを確認する

ディスカウントの効果を分析する場合は「ストア分析 > レポート」をクリックし、売上の欄から「ディスカウント別売上」を選択して確認することができます。

コレクション対象のディスカウントはギフトカードには適用されない

ギフトカード(商品)にディスカウントを設定する場合は、特定のギフトカードを指定してディスカウントの設定を行う必要があります。

つまり、コレクションなどグループに設定されているディスカウントはギフトカードには適用されません。

サブスクリプションのディスカウント

サブスクリプションのディスカウントでは、「Xを購入するとYをプレゼント」が設定できません。「割引率」「定額」「無料配送」は設定が可能です。

まとめ

Shopifyで実装できるディスカウント機能は、「クーポンコード」と「自動ディスカウント」の2種類あります。

また、クーポンコードには「割引率」「定額」「無料配送」「Xを購入するとYをプレゼント」の4種類のタイプがあり、自動ディスカウントには、「割引率」「定額」「Xを購入するとYをプレゼント」の3種類のタイプがあります。

対象ユーザーや適用するケースによって最適なディスカウント機能を活用してください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。