4分でわかる!Shopifyで定期購入機能を実装する方法

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この記事の所要時間:4分

近年ストリーミングサービスや定期便などをはじめ、サブスクリプション(定期購入)型のサービスが増えてきました。

顧客は商品を定期購入することで、通常よりも安く定期的に商品を受け取ることができます。

一方でマーチャント視点でも、サブスクリプションモデルで商品を販売することで、中長期的に安定したキャッシュフローを生み出すことができます。

Shopifyでは、定期購入機能の開発や専用のアプリを導入することで、サブスクリプションで商品を販売することができます。

そこで今回は、そんな定期購入機能の概要とShopifyの定期購入アプリについてご紹介します。

本記事を読めば、あなたの商品も月額制で販売することができます。

サブスクリプションについて

サブスクリプションとは

サブスクリプション(定期購入)とは月額料金を支払うことで、商品やサービスを一定期間利用することができるビジネスモデルです。

NetflixやSpotifyなど、ストリーミングサービスで有名なビジネスモデルですが、近年ではお花の定期便やミールキットなど、消耗品でもサブスクリプションモデルで提供されるサービスが増えてきました。

サブスクリプションは一定期間の売上が見込めるため、マーチャントは売上予想がしやすくなります。また、長期契約でディスカウントすることで、新規の顧客獲得にも繋がります。

サブスクリプションのメリット・デメリット

サブスクリプションで商品を提供しようか迷っている方も多くいると思います。次にサブスクリプションで商品を提供するメリットとデメリットを紹介します。

<メリット>

・継続的に安定した収益をあげられる
・将来の売上見込みが予想しやすく運営しやすい
・買い切り型よりも低価格で商品を提供できる
・顧客データを集め、分析がしやすい
・顧客の日常の一部として定着させることができる

<デメリット>

・短期的に収益をあげづらい
・継続的にサービスの改善が必要
・サブスクリプションで提供するためのシステムが必要
・カスタマーサポートの体制が必要

サブスクリプションの1番のメリットは、収益が安定して事業戦略が立てやすくなることです。

なので商品を低価格で提供することができ、さらに新規顧客の獲得が見込めます。また定期的に商品を配送するので、顧客の日常にあなたの商品が定着し、使えば使うほど離れにくくなります。

一方でデメリットもあります。

1つはNetflixのような大きなサービスであっても月額で料金が支払われるので、短期的に売上をあげづらいことです。

またサブスクリプションモデルのサービスは、顧客に継続して利用してもらうことが重要なので、一度販売して終わりではなく、サービス改善とカスタマーサポートの体制が必要になります。

Shopifyの定期購入機能

Shopifyでは、2020年10月から定期購入(サブスクリプション)を利用できるようになりました。

それまではShopify単体ではサブスクリプションに対応できず、外部サービスを活用する必要がありました。

現在では、Shopifyの「サブスクリプションAPI」と「商品サブスクリプションApp extension」を活用することで、ショップにサブスクリプション機能を設定することができます。

これらのAPIを活用することで、チェックアウト画面に定期購入のボタンを表示することができます。

サブスクリプションを実装するアプリ「定期購買」

Shopifyでサブスクリプション機能を実装することは可能ですが、システム開発が必要になるため、ほとんどのマーチャントは導入することが難しいと思います。

開発担当者がいないマーチャントは、サブスクリプション機能を実装するShopifyアプリを活用することをオススメします。

今回はその中でもオススメの国産アプリ「定期購買」をご紹介します。

定期購買の概要

「定期購買」はその名の通り、定期購入(サブスクリプション)を実装するアプリです。マーチャントはサブスクリプションプランの作成や管理ができるようになります。

定期購買は日本語でのカスタマーサポートを受けることができるため、導入のハードルも低くなっています。

主な機能は以下のとおりです。

・定期購入機能の実装
・定期購入のディスカウント
・定期購入する顧客の管理
・会員ランク機能

定期購買には無料と有料の2つのプランがあります。

無料プランはテストモードでしか使用できないため、実際にショップに導入する際は有料プランの契約が必要になります。

有料プランは月額49ドルで、決済手数料が1%発生します。

定期購買の使用方法

インストールと初期設定

定期購買の設定方法について紹介します。

まずはコチラからアプリをインストールし、次にアプリをテーマにインストールします。

定期購入の管理画面から「インストール」をクリックし、画面の指示に従ってインストールを行ってください。

アプリのインストールが完了したら、次にアプリをテーマにインストールします。
定期購入の管理画面から「インストール」をクリックし、画面の指示に従ってインストールを行ってください。

サブスクリプションプランの作成

インストールが完了したら、サブスクリプションのプランを作成します。

定期購買の管理画面から「プラン > 定期購買プランを作成」をクリックします。

定期購買の管理画面から「プラン > 定期購買プランを作成」をクリックします。

プランの内容と、商品ページに表示するテキストを設定します。

テキストの内容は以下のように表示されます。

プランの内容と、商品ページに表示するテキストを設定します。

各項目の設定が完了したら「保存」をクリックして完了です。

プランを商品に設定

最後に、登録したサブスクリプションのプランを対象商品に設定します。

Shopifyの管理画面から「商品管理 > すべての商品」をクリックします。

対象の商品を選択し、サブスクリプションの欄で「オプションを追加する > 既存のオプションを選択する」をクリックします。

Shopifyの管理画面から「商品管理 > すべての商品」をクリックします。
対象の商品を選択し、サブスクリプションの欄で「オプションを追加する > 既存のオプションを選択する」をクリックします。

ポップアップが表示されるので、先ほど設定したプランを選択し、「プランを選択」をクリックして完了です。

商品ページを確認してみてください。

その他にも会員ランクの設定や、レポートを確認することも可能です。

【最後に】サブスクリプション機能を使ってみよう

サブスクリプション機能をショップに導入することで、売上を安定させることができます。

また顧客を囲い込み、データ分析とサービス改善のサイクルを回すことができるのでとてもオススメです。

Shopifyアプリの活用で誰でも簡単にサブスクリプション機能を設定することができます。ぜひ導入を検討してみてください。

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