ShopifyでD2Cブランドを立ち上げる10のステップまとめ

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この記事の所要時間:7分

あなたは独自のD2Cブランドを立ち上げ、ネットショップを公開したいとお考えですか。

幸いなことに、現在はShopifyなどのECプラットフォームによって、とても簡単にネットショップを始めることができます。

しかし、成功が保証されているわけではありません。

誰でも簡単に始められるということは、裏を返せば競合がたくさんいるということです。また多くのD2Cブランドは、計画や準備が不十分で失敗してしまいます。

そこで今回は、D2Cブランドを立ち上げ、ネット販売を行うためのロードマップを簡単な10のステップでご紹介します。

これからD2Cブランドを立ち上げようと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

また、すでにD2Cブランドの立ち上げに取りかかっている方は、チェックリストとして本記事の10項目を確認してみてください。

D2Cとは?

D2Cブランドについて

D2Cとは「Direct to Consumer」の略で「製造者が仲介業者を介さず、消費者と直接取り引きをする」という意味です。

つまりD2Cブランドとは、直接消費者に商品を販売するブランドのことを言います。

D2Cブランドは、DNVB(Digitally Native Vertical Brand)と言われることもあり、「デジタルから始まったブランド」という特徴があります。

まだ人によってD2Cの定義は様々ですが、主な特徴をまとめると以下のとおりです。

  • 製造者(ブランド)が直接消費者に商品を販売する
  • デジタル上(SNSやWeb)での商品販売からスタートする
  • ブランドがユーザーとコミュニケーションを取る

D2Cのメリット

ブランドが消費者に直接商品を販売する主なメリットは2つあります。

■顧客データを元に商品やサービスの改善ができる

D2Cの最大のメリットは、顧客データを元に商品やサービスを改善できることです。

Amazonや楽天など、他のプラットフォームに依存した商品販売は、顧客データの取得が制限されており、顧客を詳しく理解することが困難になります。

一方でD2Cの場合、顧客と直接繋がりコミュニケーションを取ることで、改善が必要な箇所や顧客の課題を明確に理解することができます。

また、顧客とのコミュニケーションによって、ブランドのファンになってもらうこともできます。

■収益性が高い

もう一つのメリットは、仲介業者を介さないため、流通コストが低くなることです。

D2Cブランドはオンラインで商品を販売することで、より多くの利益を得ると同時に、より低い価格で商品を提供することが可能になります。

薄利多売が必ずしも良いとは限りませんが、多くの顧客にあなたの商品を届けられることは大きなメリットです。

D2Cブランドを立ち上げる10のステップ

では実際に、これからD2Cブランドを立ち上げるための10のステップをご紹介します。

1. 起業家精神を自分に問う

これは陳腐に思うかもしれませんが、とても重要なことです。

これから自身でビジネスを始めるあなたは、ぜひ最初に「起業家精神はあるか?」と自問自答してみてください。

本記事の冒頭でも紹介しましたが、D2Cビジネスを始めることは、これから時間をかけて険しい道を前進し続けることになります。半端な気持ちでは乗り越えることはできません。

誰でも起業家になることはできます。しかし、誰もがそうすべきではないと思います。

これがあなたの人生のこの瞬間に望むものなのかどうか、時間をかけて真剣に考えてみてください。

2. アイデアとターゲットを明確にする

次に、ビジネスを構築するための商品アイデアが必要です。

あなたは、おしゃれなアクティブウェアを販売したいですか。それとも地球環境に優しいスニーカーブランドを立ち上げたいですか。

あなたの商品アイデアが何であれ、あなたが情熱を感じ、ターゲットとなる顧客の問題を解決する商品を考えてください。

商品を購入することには様々な意味が発生します。

例えば、Apple Watchを購入する人の中には、「テックでクールだから」という人もいれば、「高級時計と一般的な時計のどちらが印象が良いかと考えるのが面倒だから」という人もいます。

このように、人によってその商品を購入する意味や解決したい課題は異なります。

あなたの商品が誰のどの課題を解決するのかをもう一度考えてみてください。実際にターゲットとなる人にインタビューしてみることもオススメです。

3. 市場分析と事業計画

D2Cブランドの立ち上げは簡単が故に、競合他社がたくさん存在します。

消費者視点で考えると、ネット上で商品を購入するという意味では、Amazonや楽天とも競合することになります。

なので、市場分析(競合分析)を行い、自身のブランドの競合優位性や差別化ポイントを考える必要があります。

商品アイデアとターゲットを明確にし、「なぜ顧客はあなたの商品を選ぶのか」を言語化できると、事業計画も立てやすくなります。

4. ブランドの目的を明確にする

D2Cブランドにとって、ブランド・アイデンティティはとても重要です。

前のステップでも紹介しましたが、商品を購入することには意味が発生します。

早い段階でブランド・アイデンティティを明確にし、あなたのブランドが存在する理由を定義するようにしましょう。

また、あなたのブランドの目的が明確になれば、それを発信する媒体やコンテンツを考えてみてください。

D2Cは直接顧客と繋がる必要があり、情報発信が不可欠です。

「あなたのターゲットが使用しているSNSは何か」「ターゲットはどのようなコンテンツを求めているか」などを考えてください。

5. 資金調達

ビジネスはアイデアだけではなく、資金繰りもとても重要です。

商品を仕入れるために必要な金額、商品発送にかかる配送料、ネットショップの運営に必要なシステムの利用料など、必要な資金を算出し、必要であれば資金調達を行いましょう。

融資を受けることや、株式会社であれば株式による資金調達も可能です。最近ではクラウドファンディングを活用する事例も増えています。

どの調達方法にしても、リスクヘッジができるように、余裕を持った金額を集めることをオススメします。

6. 商品の開発

ここまできて初めて商品開発に取り掛かります。

商品開発の手順は商品アイデアによって異なりますが、多くの場合は複数の製造業者に依頼し、試作品を作るところから始めます。

その過程で、試作品を持ってユーザーヒアリングを行うことも良いでしょう。

満足できるものが完成したら、製造業者と契約条件を交渉し、生産ラインを確立します。

7. チームの構築

次は、共にブランドを立ち上げるチームの構築です。

もちろん一人で始めることも可能ですが、D2Cビジネスは商品の仕入れや配送、マーケティング、カマスタマーサポート、商品企画など、やることが多くあります。

そのため、ブランドの目的に共感して同じ想いで取り組めるチームを構築することをオススメします。

ここから先にはたくさんの障害があります。困難な状況で、チームの存在はとても心強く、共に乗り越えることができます。

8. ネットショップの構築

商品が完成してチームを構築したら、いよいよネットショップを構築します。

本記事のタイトルでは「Shopifyで」と言っていますが、じつは必ずしもShopifyでないといけない理由はありません。

月額利用料をかけずに小規模で始めたい場合は、BASEやSTOESなど他のECプラットフォームを利用しても良いと思います。

ですが、D2Cブランドを立ち上げる上でShopifyはとても強力で便利なツールなのでオススメします。

以下の記事では、各ECプラットフォームを比較して解説しているので、ぜひ参考にしてください。

こんなにも違う!Shopify・BASE・STORESの徹底比較

Shopifyでネットショップを構築する場合は、様々なカスタマイズや設定が可能です。

Shopifyの設定やカスタマイズ方法については、以下の記事を参考にしてください。こちらの記事では、ネットショップを公開するまでの全手順を解説しています。

ショップ公開までに行う7つの設定!Shopifyの使い方完全ガイド

9. マーケティング

ネットショップを構築しながらマーケティング活動を始める必要があります。

優れた商品とかっこいいサイトを持っていても、最適な顧客の集客ができなければショップは何の役にも立ちません。

なので、ネットショップ公開する前に認知を広げ、ショップに集客できる状態を作りましょう。

マーケティング手法は様々ですが、主にデジタル広告の活用やSNSアカウントの運用、SEOメディアの運営などがあります。

Shopifyの集客方法については、以下の記事を参考にしてください。

Shopifyで集客!最も効果的な7つのマーケティング手法

10. カスタマーサポート

D2Cにとってカスタマーサポートは、最も重要な役割と言っても過言ではありません。

結局のところ、あなたのブランドの目的は顧客に喜んでもらうことです。

それは商品の品質もそうですが、オンラインでのリッチな購入体験をデザインすることが重要です。

あなたのショップでの購入体験を友人や家族に話したくなるようなサービス設計が成功のカギになります。

返品や商品に関する質問にどのように対応するかなど、事前に考えるようにしてください。

まとめ

今回は、D2Cブランドを立ち上げるロードマップをご紹介しました。

D2Cブランドを立ち上げる手順をまとめると以下のとおりです。

  1. 起業家精神を自分に問う
  2. アイデアとターゲットを明確にする
  3. 市場分析と事業計画
  4. ブランドの目的を明確にする
  5. 資金調達
  6. 商品の開発
  7. チームの構築
  8. ネットショップの構築
  9. マーケティング
  10. カスタマーサポート

D2Cブランドは簡単に立ち上げることができますが、ビジネスとして継続していくなかで様々な困難があります。

イチ役では、Shopifyを活用したネットショップ運営について、記事でわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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