プロのShopifyエンジニアになるための学習ロードマップ

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この記事の所要時間:7分

Shopifyはグローバルで急成長しているEC構築プラットフォームです。日本国内でもここ数年で急激な成長を遂げており、Shopifyを活用するブランドが増えています。

それに伴って「Shopifyの勉強をしたい」「クラウドエンジニアになりたい」と考える方も多くなってきましました。

ところが、どうやってShopifyエンジニアになったらいいか、何から学習したらいいのか、信頼できる情報は少なく、困っている方も多くいると思います。

そこで今回は、Shopify専門メディアの運営者として、Shopifyに関する150以上のコンテンツを執筆してきたイチ役編集部が、プロのShopifyエンジニアを目指す方のために、学習するロードマップをご紹介します。

また、Shopifyエンジニアとして初案件を受けるまでの取り組みも紹介しているので、これからプロのShopifyエンジニアとして仕事を受けたいという方は、ぜひ参考にしてください。

Shopifyで稼ぐ方法

ShopifyはECサイトを構築するツールです。

なので、基本的には小売事業者やブランド会社がネットで商品を販売するために、Shopifyを活用します。

しかし、そのようなマーチャント以外にも、以下の方法でShopifyをビジネスにすることができます。

  • Shopify構築(ストアフロント)エンジニア
  • Shopifyアプリ開発エンジニア
  • Shopifyディレクター・マーケッター

Shopifyはノーコードで誰でも簡単にネットショップを作ることができるツールですが、一方で拡張性が高く、コードを編集してオリジナルのサイトを構築することができます。

そのため、Shopifyを使ったECサイト構築・カスタマイズをするストアフロントエンジニアや、Shopifyの追加機能(定期購入機能など)を開発するアプリ開発エンジニアなど、エンジニアとしての仕事もたくさんあります。

また、ECサイト構築のディレクション、マーケティング支援を行うディレクター業務もあります。

その中でも、あなたが「これからエンジニアを目指そう」と考えているなら、Shopify構築(ストアフロント)エンジニアが特にオススメです。

アプリ開発エンジニアとして仕事を受けるには、少なくともエンジニア経験が3~5年以上必要なので、未経験からなるのは非常に厳しいです。

もし、エンジニアでなくディレクションやマーケティングが好きな方であれば、Shopifyディレクターもオススメです。

ですが、エンジニアとして手に職をつけたい、時間や場所に縛られずに働きたいと考えるなら、Shopify構築(ストアフロント)エンジニア一択です。

Shopify開発の学び方3選

Shopify開発の学習方法は、大きく分けると以下の3つです。

  • 実践から学ぶ
  • 情報収集(書籍など)
  • プログラミングスクール

実践から学ぶ

ShopifyはECサイト構築プラットフォームなので、実際にご自身のブランド商品を販売してみることでShopifyへの理解が深まります。

デザインの構築方法、決済手段、お客様との関係構築方法など、実際に運用すると様々なタスクが必要なことに気がつきます。

ECサイトの運営に必要なタスクが分かれば、開発が必要な箇所やそのシステムの価値が理解でき、効率的に学習することができます。

商品の販売にハードルを感じる場合は、Shopifyの管理画面を隅々まで触ってみることでも良いでしょう。

Shopifyパートナーに登録すると、無料でShopifyの管理画面(ストア構築画面など)が利用できるので、まずはShopifyを実際に触ってみるところから始めてみてください。

情報収集(書籍など)

情報収集もとても重要です。Shopifyの公式ドキュメントやYouTube動画、書籍など、様々な媒体で情報を集めることができます。

ここでは、Shopifyエンジニア向けのおすすめ書籍2冊をご紹介します。

1. エンジニアのためのShopify開発バイブル

エンジニアのためのShopify開発バイブル」は、上場企業のフィードフォースグループが執筆した信頼のおける1冊です。

小手先のノウハウではなく、Shopifyのコアな機能や考え方について詳細に記載されています。

ただ、豊富な経験を持つエンジニアがShopifyをカスタマイズする際に熟読する書籍なので、初心者にはハードルが高いかもしれません。

Shopifyを学習する中で、さらに技術力をつけたい、Shopifyの理解を深めたいと思う方は、ぜひ手に取ってみてください。

2. Hello Shopify Themes Shopifyテーマ開発ガイド

Hello Shopify Themes Shopifyテーマ開発ガイド」は、non-standard world株式会社が執筆したテーマ開発について書かれている書籍です。

Shopify独自のテーマ開発手法、コーディング技術、LiquidやSchemaについて書かれており、Shopifyのストアフロント構築には非常に役立つ一冊となっています。

基本的にWeb制作エンジニアやコーダー向けに書かれた書籍なので、初心者の方は調べながら読み進めることをオススメします。

また、イチ役でもShopify開発に関する情報を多く発信しています。是非あわせて参考にしてみてください。

プログラミングスクール

独学や書籍だけでは、実際の案件で使う技術を身につけられないこともあり、不安が残るところです。

そこで、Shopifyを学べるプログラミングスクールでShopify開発を学ぶという選択肢もあります。

実践を前提としたカリキュラムや質の高い講師のもとで学習ができ、最短距離で必要なスキルを身につけられるので、未経験の方の選択としては最善の方法です。

実際、スクール経由のShopifyエンジニアで活躍されている方もとても多くいる印象です。

Shopify開発を最短で学び、スキルを身につけたいという方は、まずはプログラミングスクールで学ぶのが良いと思います。

Shopifyの学習時間

完全未経験の場合、学習時間は最低200時間が必要です。Web制作やコーディング経験がある人の場合でも、最低150時間以上必要です。

さらに、独学の場合は5倍~10倍の時間がかかるかもしれません。

Shopifyは豊富な機能、カスタマイズ性があるからこそ、多くのことを学習する必要があります。目安として1日2時間以上3ヶ月間の学習時間を確保すると良いでしょう。

逆にいうと、効率良く継続的に学習していくことが非常に重要です。

「わからないことが質問できる」「適切なカリキュラムを用意する」「的確なアドバイスがもらえる」環境に身を置くことで、最短距離でShopifyエンジニアになることができます。

だからこそ、その環境に身をおけるスクールは非常に魅力的な選択肢だと思います。

Shopifyスクールの選び方

Shopify開発を学ぶプログラミングスクールを選ぶ際のポイントは、主に以下の2つです。

  • プロとしての技術を身につけられる
  • 現役のShopifyエンジニアがいる

プロとしての技術を身につけられる

プロのShopifyエンジニアになるには次の4つのスキルが必要です。

  • Shopifyそのものの深い理解
  • HTML/CSSの高度な知識
  • Liquid、Schemaを使ったテンプレートの構築
  • Ajax API、JavaScriptのイベント処理

これらを全て学習できるスクールを選ぶことがポイントです。

また、Shopifyを学べるスクールと言っても、ディレクターやマーケター向けのスクールも多く存在するので、ご自身の目的と異なるスクールを選ばないように注意してください。

現役のShopifyエンジニアがいる

次にカリキュラムの作成者や、講師が現役のShopifyエンジニアであることがとても大切です。

現役のShopifyエンジニアから学ぶメリットは主に3つあります。

  • スキルのレベルが高い
  • 実務で培った経験をもとにアドバイスをもらえる
  • Shopifyの最先端の技術を身につけている

Shopifyの大きな特徴の一つがアップデートの速さです。Shopifyはより柔軟により高品質な機能を高頻度でアップデートしています。

もし、学習カリキュラムが1年間更新されていなければ、まったく使い物にならないということもあるかもしれません。

だからこそ、現役のShopifyエンジニアがカリキュラムの作成、講師をしている必要があります。

どのスクールを選ぶか

Shopifyエンジニアのスクールは次の3社が行っています。

  • テックギーク
  • デイトラ
  • テックアカデミー

この中で常に最新のカリキュラム・現役Shopifyエンジニアの講師がいるのは、Shopify開発のみに特化しているスクール「テックギーク」です。

Shopify開発に特化して、最速でShopifyエンジニアになることができます。

効果的なスクールの活用方法

スクールを効果的に活用すれば、Shopifyエンジニアとして成功することも難しくありません。

実際にスクールに入って活躍するために、次のことを実践しましょう。

  • 講師へ徹底的に質問する
  • 学習していることをTwitterで発信する
  • 身につけた技術をブログにまとめて情報発信する
  • コードを再利用できるようまとめる

スクール受講中は、現役のShopifyエンジニアに質問できる貴重なチャンスです。

少しでも疑問に思ったことは徹底的に質問して、理解を深めることで、現役のShopifyエンジニアと同じ思考プロセスを身につけることができます。

初めは恥ずかしかったり遠慮してしまうかもしれませんが、気にせず質問し続けて自分を成長させることが大切です。

また、学んでいる内容をTwitterなどのSNSで発信すること、身につけた技術をブログで情報発信することも大切です。

Shopifyエンジニアを採用したい企業からすると、継続して情報発信している人はとても信頼できます。

採用側はわずかな情報から採用を判断するので、なかなか相手の性格や技術力を見抜けません。

しかし、継続して情報発信している姿を見られれば、努力家であることもわかりますし、ブログの内容を見れば技術レベルも判断できます。

実際にTwitterで情報発信を続けることで、学習を始めて2週間で案件を獲得できた方もいます。

特に大切なのが、Shopifyならではの活用方法「コードの再利用化」です。

Shopifyは通常のWeb制作と異なり、セクションと呼ばれるブロックごとにコードを編集します。

そのため、どのクライアントにも適用できる汎用性のあるセクションを用意することができます。

汎用性のあるセクションを用意することで、3週間かかった案件も1週間で完成できるようになります。

「コードの再利用化」ができるかどうかが優秀なShopifyエンジニアかどうか、稼げるエンジニアかどうかを分けます。

コードに汎用性を持たせることは、高い技術力を必要としますが、スクールの受講期間中であれば現役のShopifyエンジニアに相談しながら構築することができます。

Shopifyエンジニアで成功するためには、絶対に欠かせないポイントです。

Shopifyエンジニアとして初案件と取るまで

案件を獲得するには「相手の立場になって考える」ことが大切です。EC運用代行会社は、Shopifyエンジニアを採用するとき「人柄」と「技術力」をみます。

いくら案件が多いと言っても、投げやりな仕事をする人や技術力のない人には依頼しません。

だからこそ、以下の2点がとても大切です。

  • Twitterでセルフブランディング
  • ブログに技術系の記事を書く

Twitterの内容で人柄がわかり、技術系ブログで身につけたスキルレベルを判断することができます。

実際、この2点をやるだけで構築依頼がきて案件を獲得できている方はたくさんいます。

また、Twitter上でShopifyエンジニアの求人募集を投稿している企業もあるので、Twitterの活用は必須です。

並行して、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングを活用することもオススメです。最初の1~2件は実績作りのため低単価で提示すれば案件を獲得することは難しくありません。

ただし、案件を獲得するには「確かな技術を身につけている」ことが前提です。

Liquidができると言って、fizzbuzz問題もできず、mapフィルターすら使えない人も中にはいます。

これでは案件を獲得しても炎上してしまうので、応用までできる技術を身につける必要があります。

そのためにも、プロとしてのShopify開発技術を身につけられる「テックギーク」などの利用を検討してみてください。

まとめ

今回は、これからプロのShopifyエンジニアを目指す方のために、Shopify開発の学習から案件獲得までのロードマップをご紹介しました。

この記事の読者には、今後ますます需要の伸びるShopifyエンジニアの中で、確かな技術を身につけたクラウドエンジニアになっていただくことを切に願っています。

ぜひ本記事を参考に、Shopifyエンジニアに挑戦してみてください。

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